桂川通信コメント
桂川通信コメント
作成日:2022/11/01
一周トレイル その4



 「北山東部コース1」を終えて比叡山から大原に降り立った翌週の22日。バスで
改めて大原に向かい、「東部コース2」に入りました。江文峠、静原、薬王坂を経て
鞍馬へと続く、緑濃い山道です。小さな上り下りが連続しますが、秋日和のおかげで
暑くも寒くもなく、快適でした。  同じ日なのでハシゴする人も多い「時代祭」と「鞍馬の火祭」がこの日、ともに3
年ぶりの開催。しかし、正午に御所を出る時代祭の行列は同じ場所から観ても2時間
はかかります(沿道からなら全部の通過を観たい)。その後、バスで一周トレイルの
起点に向かうと15時過ぎになり、鞍馬に降りる頃はたぶんもう暗くなっている。火祭
の最高潮は20時ごろなので間に合うとはいえ、暗い山道で迷ったり、コケたり、得体
の知れない何か(天狗とか)に出遭ったり、惑乱と恐怖のあげく悶絶したりする恐れ
なしとしません。  結局、時代祭をパスして大原に向かい、東部コース2を歩いて鞍馬には16時ごろ着
きました。ところが、今度は早過ぎて、鞍馬寺下に松明が集結するピーク時まで4時
間もある。別の用向きもあったので、やはり鞍馬から離れ、2回目となる火祭見物は、
来年以降に延期としました。  1週間後、叡山電鉄鞍馬駅の2つ手前、二ノ瀬駅で降りて「北山西部コース1」に
入ります。杉木立が目立った「東部コース2」に続き、一周トレイル各コース最長の
11.5キロを延々と歩きます。大峰山系や鈴鹿山系に似た雰囲気で、歴史と宗教を感じ
させ、しかも山道はきれいに整備され、気持ちよく歩けます。ふつうの山道の道案内
は、おおむね赤か白のビニールテープ。しかし、一周トレイルは黄緑色のテープが多
く、緑の中でも不思議と目立ち、似合っています。  平安期、貴族らのための氷の保冷庫があった氷室を過ぎ、京見峠から鷹ヶ峯へ。夕
刻、棒になった足を互い違いに前に出して千本北大路に降り立ちました。次回以降は、
京見峠→高尾→清滝→嵐山と、一周トレイルも大詰め。年内踏破もイケそうです。あ
と少しご辛抱願います。
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