桂川通信コメント
桂川通信コメント
作成日:2019/10/17
映画を4本



久しぶりにレンタルDVDで映画を4本。封切後ヒットした作品ばかりで、後追い風の無難で地味な選択です。

■邦画『マスカレード・ホテル』 東野圭吾さんが2011年9月に公刊した同名の長編本格ミステリーの映画化。鈴木雅之監督で、2019年1月の公開。マスカレードは「仮面舞踏会」。わけあり風の多数のホテル利用客が登場し、連続殺人事件を追う刑事多数も入り込み、ホテル側とタッグを組んでの犯人捜しが始まります。ストーリーは錯綜していますが、ある程度予想された展開になってジ・エンド。正直、犯行の動機も仕掛けもテレビドラマ風で、いかにも作ったという気配が窺えなくもありません。とはいえ、それなりに楽しめます。

■邦画『万引き家族』 2018年6月公開、是枝裕和監督。第17回カンヌ国際映画祭の最高賞パルムドール受賞で脚光を集めました。リリーフランキー、安藤サクラほかの配役が良く、うまく疑似家族を描いていてパルムドールの受賞も納得できる作品になっているように思います。是枝監督が原案を温め、脚本に仕立てたということで、時間をかけて丁寧に創り上げた、という雰囲気が伝わってきます。映像化によって初めて表現できるものがある、ということがみえてくるような気もします。

■洋画『ボヘミアン・ラプソディ』 2018年11月の日本公開で、これもヒットしたようです。ブライアン・シンガー監督。世代的に少しずれていて親しんでいなかったためか、コーラスを重視したような曲づくりが馴染めなかったためか、私はクイーンには思い入れがなく、主人公のフレディ・マーキュリーにも関心はなかったので、ヒトが騒ぐほど、あるいは映画評が言うほどのインパクトはないままでした。

■邦画『The 有頂天ホテル』 こちらは三谷幸喜監督で、2006年1月の公開。観たか観ていないか、はっきりしなかったので借り出しましたが、観始めてすぐ封切の折に映画館で観たことが分かりました。大晦日から元旦にかけての数時間、ホテルマン、利用客らが入り乱れてのグランドホテル形式のコメディーで、2回目でも楽しく観賞できました。

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