桂川通信コメント
桂川通信コメント
作成日:2018/08/03
老眼



 今回も私事。というか、たぶん多くの中高年を困らせている、加齢に伴う老眼について。

 私は40代から老眼が進み、すでに老眼鏡を4個も持っています。眼科の視力検査で処方したのが1個。他はメガネ屋などの度数が決まったのを3種。処方して作ったのはすぐ度数が足りなくなり、今は3倍というのを主に使っています。

 しかし、文字を読むときは便利ながら、掛けたまま動こうとすると、虫メガネを顔に着けたと同じなので危険です。そこで、裸眼になるか、左右0.1の近眼用メガネに換えて。近眼用も3つほど残しており、机の上に3つも4つもメガネがあると、何をしたいのか、分からなくなることがあります。

 近眼は老眼になりにくいというのはウソだと言います。近眼は見るときの焦点が近くなる、老眼は焦点を絞る力が弱くなる、ということで、互いにあまり関係しない別の現象とのこと。という次第で、最近、近眼のまま老眼の具合が強くなって往生しています。
 
 吾妻ひでおさんがホームレス時代やアル中病棟での体験を描いた『失踪日記』は、面白いので愛読書の一つ。これに影響を受けたようだと聞くのが、小林よしのりさんの白内障闘病マンガ『目の玉日記』です。こちらもリアルで分かりやすいコミックです。ものが見えにくくなる、ということには確かに辛いものがあります。

 しかし、私は昨冬以来、目の難病を患っている方の障害年金の請求手続きをお手伝いしています。治療法のない病気で視力が極端に落ち、不自由さが増しているその方の苦痛を思うと、老眼でものが読みづらくなっていることなど、大袈裟に騒ぐこと自体がみっともなくも思えます。
お問い合わせ
■高田社会保険労務士事務所/■〒612‐8083 京都市伏見区京町6‐51‐1 ハイツ美好103/■TEL&FAX 075-748-6068/携帯電話090‐9881‐5702

メールでのお問合せ