作成日:2017/12/16
この1年
月2回のメルマガ発信を始めてちょうど丸4年。第1号発信と社労士としての活動開始はほぼ同時だったので、いずれも5年目に入ります。毎年最後のコメント欄では1年のまとめを書いています。私事ながら、今年も同じように。
今年は前後半で関心ごとが変わりました。前半はお恥ずかしい、しかし何度も書いたから今さら隠せない「中小企業診断士の受験勉強」と、原因不明の難病かと思った「急性蓄膿症の発症」です。
診断士では、ユーキャンの教材を使った勉強自体は割と面白く、8月の1次試験は自惚れで水増しした手応え。しかし、結局2次試験には進めず。記憶力の衰えという加齢現象に責任転嫁しながらも、実はまだ諦めてはいません。諸般の事情から来年の受験はパス。再来年、時間をやり繰りし、勉強法を変えてもう一度挑戦します。まだまだ元気。それで駄目なら、今度こそ断念です。
蓄膿症もみっともない話ながら、耳鼻科で診察されるまで原因が分からず。一時はどうなるかと心配しました。家族をガストに連れて行き、「どうやらオレももう長くはないようだ」と真顔で宣告していたほど。とりあえず、大笑いです。
後半は一転、徐々に本業が忙しく。ミエ張ったり自慢するガラではないので、成り行きというだけにしておきます。ただ、あたふたしながらも面白くなってきたのは確か。人のお役に立つのは楽しいことです。そこで、ついでに本業で心掛けていることを二つ。
一つ。事業主さんとご縁ができた限り、受け取る手数料や業務委託料を上回るメリットを必ずや事業主さんに戻すことを意識しています。報酬や謝礼は「自分が依頼元ならどう思うか」という立場で提案。例えば、助成金支給決定で受け取る成功報酬の業界相場(一般的には20%)は、事業主にとってあざといほどに高いと思うので、ここだけの話、私はかなり下げています。36協定の作成・届出など、簡単ですから、大抵がサービスです。
もう一つ。相手先の経営に干渉しないということ。トシとっているとはいえ、私は経営のシロウト。人事労務の手続き代行やご相談はOKですが、それを超えて決算・予算や事業計画、月々のマネジメントに踏み込もうとするのは行き過ぎだと自戒しています。アドバイスするのは、診断士になってから。ということは、3年は早い。
同時に、私は労働関連法の専門家でもありません。実務で法規を調べることはあっても、それだけ。「先生」と呼ばれることが苦手なのと同じ意味合いで、何かの専門家だとは口が裂けても名乗れません。残念ながら。