桂川通信コメント
桂川通信コメント
作成日:2017/06/17
言葉遊び



今回も閑話休題(それはさておき)です。
「言葉遊び」や「遊びの文章」が好きで、ひと頃はその手の本や雑誌を集めていました。糸井重里さんがむかし週刊文春に連載していた『萬流コピー塾』などは、言葉で遊ぶ今風の芸の古典になっているような気もします。

「川柳」より面白いので「萬流」。読者が「家元」である糸井さん選定のテーマに添って自作の広告コピーを投稿するシリーズでした。私が今でも覚えているのは「コロッケ」のコピーです。「落としても食える」。

糸井さんといえば、ネット上の『ほぼ日刊イトイ新聞』を主宰して、今も言葉で遊ぶ、楽しむことを繰り返しておられます。素人が投稿する『言いまつがい』シリーズも健在。文庫にもなったシリーズは以前、当メルマガの「書評」でも紹介しました。改めていくつか。

「種馬のように働く」「人生、谷ありミゾあり」「水の苦労が泡」「はらわたが煮えくりかえるほど、おかしい」「腹を切って話そう」「タカネットじゃぱた」「コビン・ケスナー」「牛丼の並、大盛りで」「ダーゲンハッツ」「100万ボルトの夜景」等々。

パロディーも言葉の遊びで、むかし週刊読売のシリーズ「シャレ・アップ」が楽しめました。ざっと拾うと、「敵は本能にあり」「人間万事最後はバカ」「老人は死なず、ただ増えるのみ」「暑さ寒さも死ぬ日まで」「尾道はいつか来た町」「今日は楽しいヒマな釣り」「貴様と俺とは同意のサクラ」「お世辞料理」など。

「尻切れバッタ」になりますが、今回はこれだけしか書けず、力尽きました。ご勘弁願います。
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