桂川通信コメント
桂川通信コメント
作成日:2017/02/17
ストーンズ



なすべきことが重なり、同時に、書きたいことが見つからず、今回は前置きなしの閑話休題(それはさておき)ということで、好きなローリングストーンズのことを少しだけ。また古い話を、と思われるでしょうが、ストーンズは今年が結成55周年の現役。昨年秋には11年ぶりのスタジオ録音のアルバムも発表しています。古い話ではないはずです。

しかし、元同級生のミック・ジャガーとキース・リチャーズは今年74歳、ロン・ウッドはまだ70歳ながら、ドラムスのチャーリー・ワッツに至っては76歳になるといいますから、ほとんど妖怪みたいなグループともいえます。実際、ミック・ジャガーが60歳を過ぎて以降もステージで飛んだり跳ねたりしていたサマは、感動的でした(ユーチューブで時折観ています)。

ご承知の通り、ストーンズの結成と同じ1962年にレコードデビューしたビートルズを善とすれば、ストーンズは悪。バンドとしての性格や行動は対照的で、抜群にギターのうまいキース・リチャーズなどは「悪ガキ」のまま年とってきた、といった案配です。しかし、人気でストーンズを上回ったビートルズは1970年に解散したのに対し、ストーンズは波乱が続き、メンバーも一部入れ替わったとはいえ、活動は断続的ながらも続行させ、その息の長さには見事なものがあると思います。

私らの世代はビートルズだけでなく、まだ若かったストーンズがあれこれ騒ぎを起こしていたのをほぼ同時進行で見聞きしていたクチ(情報はラジオからが多かったようです)。そのころから私は、解散後を含めたビートルズを人並みにフォローしていたとはいえ、どこか飽き足らず、心情的にはストーンズの方が気に入っていました。歴代のプロデューサーが意図的に仕掛けたという、あのふてぶてしさ、攻撃的なスタイル。それがあってこその結成55年かもしれません。あやかりたいものだ、と思います。

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ついでに、メルマガの「編集後記」も再掲しておきます。

「明日できることは、今日するな!」――。有名なラテン系のフレーズです。何であれ労力が必要な作業に励んでいると、都合よく「今日するな!」がアタマに浮かんできます。とはいえ、これを言い訳にしていると作業がどんどん遅れますので、私の場合、週末には当座の予定の全部を終わらせるべく、努めています。できるはずなのに翌週に回すのは、気持ちが悪いからです。しかし「明日できることは、今日するな!」――。いい響きです。うっとりします。
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