桂川通信コメント
桂川通信コメント
作成日:2015/10/03
締め切り間近(職場意識改善助成金)



 以前、当メルマガで2回紹介した「職場意識改善助成金」について、三たび案内させていただきます。

 残業が多過ぎるので、労務管理システムや省力化機器を導入して職場の労働効率を良くし、なるだけそれらを減らしたい。あるいは、従業員の年次有給休暇(有休)の取得率を高めたい。そんな意欲を持つ中小企業経営者を支援するのがこの助成金です。その事業実施申請の今年度分の締め切りが、今月15日に迫りました。臆面もなく3度目の紹介を繰り返すのはそのためです。

 賃金台帳やタイムカードの記録などを添え、時間外労働の削減や有休取得率の向上を図るための工夫と経費を示して事業実施を申請し、労働局の承認を得たあと、昨年と同じ3カ月間の評価期間を通じた取り組みで残業削減、有休取得増の目安をクリアできれば、かかった経費の最大4分の3が上限100万円まで助成されます。助成金は融資ではなく、返済不要の補助金のようなもので、全部が雑収入となります。

 小職(私)はこの夏、同助成金の代行申請を1件手掛け、幸先よく依頼元の経営者に労働局から承認通知が届きました。他のところでもこの助成金に関わり、承認獲得のためのコツ、ノウハウを身につきつつあるように思います。国からお金をもらうのは主義に反する、という経営者がおられる一方、興味はあるものの、助成金の申請は手間ひまがかかり過ぎて面倒だ、という方もおられます。手間ひまは、申請を代行する小職がほぼ全部をかぶり、依頼元をわずらわせることなく、着実に手順を進めていきます。

 このほか小職が目下、承認を受けたり、支給決定通知を受け取ったのは職場定着支援助成金、キャリア形成促進助成金、キャリアアップ助成金の三つ。職場意識改善助成金をはじめとする助成金全般に関心をお持ちの方は遠慮なくご一報を。助成金がもらえるかどうか、あたりからリサーチさせていただきます。「助成金フル活用」を掲げながらの、恥ずかしげもない、業務上のPRでした。 

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