桂川通信コメント
桂川通信コメント
作成日:2014/02/11
伏見点描7−城南宮



城南宮 今日は、伏見区の北西の外れにある「城南宮」にお詣りです。季節の行事「七草がゆ」をいただくのが目的。細かく刻んだ七草を載せたおかゆはそれなりにおいしく、別館のような振る舞い所は老若男女で満席でした(1椀500円)。

 とはいえ、城南宮はヨソからみればややマイナーなイメージで、私自身、むかし来たことがあったかどうかも曖昧です。宮内庁が管理する桂離宮、修学院離宮は知ってはいても、城南宮が平安の後期、白河上皇や鳥羽上皇が離宮を置いた跡に設けられた神社だということは、社内の縁起で初めて知ったほど。ただ、左上の写真に収めた本殿の背後には、平安から安土・桃山に至る庭園が時代ごとに整備され、こぢんまりした中にも華やぎのあるお宮のようにみえます。

 庭園には、源氏物語に出てくるという100余種の草花が植えられ、多数の説明板が順路そばに置かれています。私はこの方面は全くの不案内。源氏物語の何とかの巻で誰それが歌に詠んだ、みたいな説明を読んでもピンと来ず、漫然と通り過ぎただけ。城南宮は春と秋、庭園内の小さな流れ(遣り水)にさかずきを浮かべ、目の前に来るまでに和歌を詠み合う「曲水の宴」でも知られているようです。もっとも、私は無粋なので、見には行かないだろうと思います。せっかくの歴史イベントなのに、もったいないことです。

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