作成日:2025/08/16
福知山
JRにて11日、福知山に出向きました。府内は各地赴いていますが、もしか
すると福知山は初めてかもしれないと思いつつ、大きな駅前広場に出ました。
着いてすぐ軽く夕立が来たものの、路線バス10分で福知山城に到達。雨はほど
なく上がり、由良川沿いの城内公園に入りました。 明智光秀が1579年に築城したと伝わる3層4階の天守は、明治初期に壊され
た後、1986年に市民の浄財5億円ほかで復元された由。内部は光秀がらみの史
料展示がぎっしり。面白く観覧できました。天守からの展望もみごとです。 信長を倒しながら味方が得られず、山崎の戦いで秀吉軍に敗退して「11日天
下」で終わった光秀はいわば、歴史に残る英傑になれなかった悲運の武将。短
い期間ながら丹波では善政を敷いた、と資料は説明しています。繰り返し放映
される15分ほどの短編動画もよく出来ていました。 とはいえ、主君に謀反し、たちまち敗退したというイメージは今も残ったま
まと言わざるをえないようです。山科・小栗栖の竹林で土民に殺されたという
のはウソ、逃げ延びた光秀は家康のブレーン・天海僧正に化けたという有名な
仮説は楽しめますが。 夕刻、福知山城を後に由良川河川敷に向かいます。2013年8月、花火打ち
上げ前の露店そばで気化したガソリンがタンクから噴き出して爆発した事故か
ら12年。死者3人負傷59人の惨事で花火大会は長く中止となり、11年ぶりの
昨年8月の試行的な再開に続き、今年は復活2年目で打ち上げも4000発に増
えました。 左記の一連は戻った後、調べたこと。花火自体は間断なく30分ほど続き、
迫力十分で楽しめました。各地の山々だけでなく、街や寒村や湖沼や商店街や
河川や展望台や海岸や寺社を訪ねるのが好きで、今回の福知山もスマホ記録の
ウオーキング2万歩に及び、暑熱を忘れさせる一日でした。閑話休題でした。