作成日:2024/12/01
音羽山
山歩きを再開しました。本日1日小春日和のなか、滋賀京都府県境、という
か山科と大津に挟まれ、南北に連なる音羽山(593メートル)がターゲット。
どれだけ脚力が戻っているか不安だったので、無理せず、コースタイムの倍ほ
どの時間をかけてゆるゆると。天気もよく、結果、大満足です。 京阪三条から京津線で大谷まで。伏見から30分と少し。朝9時駅を降り立っ
て登り口を探します。ここで威力を発揮したのが、スマホ搭載の登山アプリ
「YAMAP」。画面に従い、道標も何もない小道に入るとすぐ国道1号をまたぐ
陸橋に取りつき、あとは杉木立のなかの階段状の道を登っていきます。1時間
ほどで尾根に乗り、広くて歩きやすい緩やかな登りが続きました。 暑くも寒くもないなか、やがて送電線の鉄塔がそばに建つ山頂。北側左の山
科・東山三十六峰・京都市街・愛宕山方面、正面には比叡山と奥に比良山、そ
の右には大津市街と琵琶湖が広がります。あちこちの山腹、山麓には赤や橙や
黄色の紅葉が点在していて綺麗です。音羽山は高くはないものの、空気が乾燥
していて景色が雄大にはっきりと見え、感心しました。 感心したついでに、以前何かの拍子で使えなくなり、6年ほど放置したまま
のフェイスブックも再開しようと思い立ちました。しかし、日差しの明るい屋
外でのスマホの操作は難しい。山頂には10人ほどの善男善女がいましたが、赤
の他人がいきなりフェイスブックの再登録方法などを聞くのは非常識ですし、
迷惑に決まっています。諦めました。 一方、使い始めたYAMAPは登山口探しの後、さらに2回使いました。一つは、
山頂を過ぎた先に「石山寺へ」という道標があり、瀬田方面に下りるのも面白い
と考えてYAMAPをみると、石山寺まで7.8キロとなっています。今のペースだと
2時間以上かかる。無鉄砲な前進はやめて山頂に引き返したのは、YAMAPのおか
げです。また、下山は大谷駅へのピストンでは飽き足らないので、JR大津駅に
降りる道をYAMAPで探したらすぐ見つかりました(「大津駅に至る」という道
標が現地になかったのはなぜか、と思いますが)。 YAMAPは自分の山行日誌の保存とか、他の人が公開している記録やデータが閲
覧できるなど、多くの面白い機能があるようで、楽しみが増えました。年内にあ
と1回は山歩きに出向き、今冬は前期より寒いようなので、1、2月には樹氷探
訪に出掛けようか、と考えています。関西では奈良の高見山、三峰山、滋賀の綿
向山あたりが有名です。タイミングを計り、無理せずにチャレンジできれば、と
意気込んでいます。