桂川通信コメント
桂川通信コメント
作成日:2022/11/16
一周トレイル その5



 一周トレイル踏破の終盤です。11月3日朝、北区鷹ヶ峯から渓流沿いの「北
山西部コース2」を辿って上ノ水峠まで。道標に従ってゆっくり林道を歩くうち、
沢ノ池に出ました。  江戸後期の造成という灌漑用のため池で、周囲1.2キロ、湖面4ヘクタールほど。
周囲の広葉樹林に溶け込んだ、明るくきれいな池です。碧色の水は澄んでいて、こ
んな池があったのかと感心しました。池畔で飯ごう炊さん(古い?)している家族
連れらがいて、テントも5張ほど。  沢ノ池から急坂を下って林道に出ると、やがて清滝川に出合います。近くに高山
寺、西明寺、神護寺が並び、時間があったのでそれぞれ久しぶりに参拝しました。
宇治茶発祥と鳥獣戯画の高山寺、紅葉の西明寺はともかく、清滝川から石段約400
段を上がる神護寺は風格があり、広い境内をしばらく散策。周山街道(国道162号
)に戻り、JRのバス停・高尾から京都駅まで1時間ほどかけて帰りました。  続いて12日朝。JRバスで再び高尾に向かい、清滝川沿いの遊歩道「西山コース
1」を西に下ります。紅葉は色づき始めてはいたものの、見ごろには少し早く、そ
れでも行き来する人は多く、人気が窺えます。  清滝のバス停そばの和食店にて休憩し、小さな坂を上り下りしたらもう嵐山。ト
ロッコ鉄道駅や竹林の散歩道あたりから人が増え、渡月橋まで来ると大混雑。阪急
嵐山駅そばの日帰り温泉にて体をほぐしました。後は次回、桂までの「西山コース
2」3.8キロを残すだけです。  ところで、一周トレイルの合間の6日、鈴鹿の竜ヶ岳(1011メートル)にも登り
ました。山づいています。宇賀渓の遠足尾根から入り、草原状の尾根筋に出ると、秋
らしく抜群の展望。東側の右から順に恵那山、中央アルプス、御岳、乗鞍岳、かすか
に穂高、白山。手前には伊勢湾と四日市のコンビナート。尾根の西側には伊吹山、琵
琶湖、比良山系が見えました。満足です。  しかし、下りで選んだ中尾根を進むと、砂防ダム堰堤のほぼ垂直の壁20メートルほ
どをホチキスの針のような鉄製のハシゴを伝って降りる箇所に出くわしました。迂回
コースは見当たらず、「落ちたら大ケガ、下手すると一巻の終わり」とビビり、手に汗
握ってそろそろと着地した次第です。  テレビ局等主催の人気投票が選んだ「鈴鹿セブンマウンテンズ」は、北から藤原岳、
竜ヶ岳、釈迦カ岳、御在所岳、鎌ケ岳、雨乞岳、入道ケ岳の7座。標高1000メートル
前後ばかりながら、それぞれ眺望よく、個性的です。私は竜ヶ岳が6座目で、残るは入
道ケ岳。鈴鹿山系には結構入っていることになります。
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