桂川通信コメント
桂川通信コメント
作成日:2022/01/08
カギがない!



 親族郎党6人で新年を迎え、正月2日の夕刻、越年の作業を片付ける
ため、ひとり伏見の事務所へ。2時間ほどPCに向かえばメドが立つ、
と鼻歌まじりでワンルームに入ろうとしたら、ないことに気づきました。
持っているキーホルダーに部屋のカギがついていない! あわわ。  スペアキーもなく、大家代行の不動産屋は正月休み。郎党の5人に聞
いても「知らん」と口を揃え、私は焦りました。29日に事務所を出る時
は施錠し、ホルダーに収めましたから、5日間のいつかどこかで落とし
たようです。金具が緩んでいたので、何かの拍子に。  車の中、自宅、正月を迎えた老母宅などを細かく探し、くまなく探し
てもらうも見つからない。残るは、途中で立ち寄った山科の「ブックオ
フ」か、醍醐の「餃子の王将」か。「王将」ではキーホルダー一体型の
小銭入れを開けて五目ソバの勘定を払いましたから、弾みでキーがレジ
付近に落ちたかもしれない。そこで店に電話して「フロアのどこかで見
つかったら携帯に一報を。飛んで行きます」と頼み込むも、応答なし。  とはいえ、この失策で明日から身辺に危険が迫る恐れはなく、カギを
拾った誰かが事務所に忍び込むこともありえず、1、2日すれば解決す
るはず。しかし、ムダに過ぎる時間が惜しい、と考えていたら、嫁さん
が携帯でアドバイスを寄越しました。「そう言えば『カギの110番』み
たいなサービスがあります。私もむかし使ったよ」。  3日朝、年中無休24時間「カギの救急車」のフリーダイヤルに携帯
からSOSしたら、30分弱で軽バンが到着し、誠実そうで男前の青年が
10分足らずで解錠し、簡単にカギを替え、私は労せずして新しいカギ3
本を受け取りました。  アホだったから起きたひと騒ぎ。この間、胸中で繰り返していたのは、
唐突ですが「男らしくありたい」という呪文でした。不可抗力とは言え
ず(気を付けていれば失くさなかった)、ましてやヒトのせいにしては
ならない。すべてはアホで不注意だった自分の責任、落とし前はつける
(どんな落とし前だ? 税抜き3万円のカギ交換費用か?)と覚悟して
いたのです。  昨年来、当欄で自分のことを「アホだ」という機会が増えました。実
際その通りだし、そう自称しても何の抵抗もない。むしろ、気が楽です
(アホであることに甘えてはいけませんが)。という次第で、本年もア
ホにお付き合いください。ごくマレにまともなことも書くはずですので。
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